2026年8月6日の東京株式市場は、前日までの大幅続伸の反動や米半導体株安の流れを受け、日経平均株価(225種)は3営業日ぶりに反落して取引を終えた。
この日の日経平均株価の終値は、前日比617円18銭(0.93%)安の6万5,683円26銭。前日に2,300円を超える歴史的な急騰を演じた後とあって、短期的な利益確定売りやポジション調整の動きが優勢となる展開となった。
1. 本日の市場動向:一時6万5,000円を割り込むも下値は限定的
前日の米国市場では、NYダウが中東情勢の緊張緩和期待などを背景に5日続伸したものの、ハイテク株の一角が売られた流れが東京市場にも波及した。
- 寄り付きからの下落と下げ幅の拡大:日経平均は朝方から前日比400円安ほどの水準で売りが先行し、一時は下げ幅を1,300円あまりに拡大。心理的フシ目である6万5,000円を割り込む場面(安値6万4,942円07銭)も見られた。
- 売り一巡後の下げ渋りとTOPIXの堅調さ:売りが一巡した後は次第に下げ渋る展開となり、東証プライム市場の値上がり銘柄数が全体の7割超(1,125銘柄)を占めるなど、東証株価指数(TOPIX)はプラス圏に浮上して着地した。
2. 下落の背景と個別銘柄の状況
前日に市場を牽引したAI・半導体関連の主力株(値がさ株)に「買い疲れ感」が意識され、キオクシアをはじめとする関連銘柄の一角に利益確定の売りが広がった。
一方で、好決算を発表した個別企業や内需・バリュー寄りの銘柄には物色が向かい、全面安ではなく選別色の強い相場となった。市場全体の売買代金は9兆6,880億円、売買高は26億7,117万株と高水準を維持しており、商いは活発に行われている。
3. 今後の展望
前日に6万6,300円台まで急回復を見せた直後とあって、本日の反落は健全なスピード調整の一環と見られている。今後は、米国側の経済指標の発表やハイテク株の動向、さらには為替(ドル円)の推移を見極めながら、6万5,000円台の攻防や下値固めが意識される展開となりそうだ。
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