Google、画像生成AI「Nano Banana 2」および「Nano Banana Pro」の正式提供開始

Google Cloudは2026年5月29日、画像生成・編集モデルである「Nano Banana 2」および「Nano Banana Pro」の一般提供を開始した。これらはそれぞれ「Gemini 3.1 Flash Image」および「Gemini 3 Pro Image」として提供され、Google CloudのGemini Enterprise Agent PlatformやGemini APIを通じて利用可能である。

高速な画像生成と多様な活用シーン

「Nano Banana 2(gemini-3.1-flash-image)」は、Gemini 3 Pro Imageの高効率版と位置づけられている。速度、大量利用、コスト、レイテンシのバランスを重視しており、以下のような幅広いワークフローでの利用が想定されている。

  • 広告およびSNS向けのビジュアル制作
  • 商品画像の編集
  • ストーリーボード、教育用イラスト、インフォグラフィックの作成

なお、生成された画像には、Googleの電子透かし技術である「SynthID」が組み込まれる。

動画入力を活用した画像生成機能

今回の発表において、Nano Banana 2には動画を入力プロンプトとして使用する機能が追加された。この機能により、動画の文脈、被写体、動作を分析し、サムネイルや映画ポスター、要約インフォグラフィックといった静止画像を生成することが可能である。

  • 入力方法: 動画ファイルの直接アップロード、または公開YouTube URLをテキストプロンプトとあわせてマルチモーダル文脈として渡すことが可能である。
  • 注意点: この機能は動画そのものを生成するものではなく、あくまで動画内容をもとに静止画像を生成するものである。また、動画入力機能は現在「Preview」扱いとなっている。

今後の運用と移行に関する注意

モデルの正式版公開に伴い、以下のスケジュールと対応が必要である。

  • 解像度: 1Kおよび2K出力は正式提供されるが、4K出力については引き続きPreview扱いとなる。
  • Preview版の停止: 従来のPreview版モデル(gemini-3.1-flash-image-preview、gemini-3-pro-image-preview)は非推奨となり、2026年6月25日に停止される予定である。
  • 移行の必要性: 既存のアプリやワークフローでPreview版を使用している開発者は、正式版のモデルID(gemini-3.1-flash-image、gemini-3-pro-image)への移行が必要である。
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この記事を書いた人

岡本晟楽はEIICHI JOURNALの編集長、代表。仮想通貨の価格分析からPR記事まで幅広い作成経験を持つ。元コインテレグラフジャパンの編集者。野村総合研究所。兵庫県神戸市出身、台湾・カナダなどの環境で学生時代を過ごす。世界的なメディアでの経験から仮想通貨に限らず政治、経済などの記事についても執筆をする。

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