米労働省が発表した9月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比2万9000人増となった。
市場予想の9万人増を大きく下回った。
8月分も13万3000人増へ下方修正された。
失業率は4.1%から4.2%へ上昇した。
雇用市場の減速を示す数字を受け、金融市場ではFRBが10月に追加利上げするとの見方が後退した。
株式市場には買いが入り、米国債利回りも一時低下した。
ただし、雇用の急激な悪化を示しているとは限らない。
新規失業保険申請件数は歴史的に低い水準を維持している。
企業が大規模な解雇を行う状況にはなっていない。
「雇わないが解雇もしない」という米労働市場の状態が鮮明になっている。
FRBにとって今後は、インフレと雇用のバランスが一段と重要になる。


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