グレースケール、ハイパーリキッド(HYPE)現物ETFをナスダックに上場 ステーキング対応で運用開始

ハイパーリキッド

米資産運用大手のグレースケール(Grayscale)は2026年6月3日、ハイパーリキッド(Hyperliquid)のネイティブトークン「HYPE」のステーキングに対応した現物ETF「Grayscale Hyperliquid Staking ETF(ティッカー:HYPG)」を米ナスダック(Nasdaq)に上場させた。

「HYPG」の概要と市場環境

本ETFは、1940年投資会社法に基づく登録ETFではないとされており、運用コストとなるスポンサー費用は0.29%に設定されている。

  • 運用規模: 6月3日時点での運用資産残高(AUM)は約52万ドル、1口当たりの純資産価値(NAV)は約25.93ドルとなっている。
  • ステーキング: 同ETFはステーキング率100%での運用が行われている。

ハイパーリキッド関連の現物ETFについては、すでに他社も参入しており、競争が加速している。

  • 5月12日:21シェアーズによる「21shares Hyperliquid ETF(THYP)」がナスダックで取引開始。
  • 5月15日:ビットワイズによる「Bitwise Hyperliquid ETF(BHYP)」が米NYSEアーカで取引開始。

ハイパーリキッドの市場評価

グレースケールはETF上場に先立ち、5月27日に公開したリサーチレポート「Hyperliquid Breaks the Mold」の中で、ハイパーリキッドを現代のデジタル資産業界における「傑出した成功事例」と高く評価している。

レポートによると、ハイパーリキッドの強固な基盤は以下の規模に達している。

  • 2025年のパーペチュアル取引高: 約2.9兆ドル
  • 年間手数料収益: 約8億ドル
  • 足元の建玉(オープンインタレスト): 約70億ドル規模

高い運用実績を持つハイパーリキッドに対し、ステーキング利回りを享受できる現物ETFという新たな選択肢が加わったことで、機関投資家や個人投資家からの注目度がさらに高まると予想される。

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この記事を書いた人

岡本晟楽はEIICHI JOURNALの編集長、代表。仮想通貨の価格分析からPR記事まで幅広い作成経験を持つ。元コインテレグラフジャパンの編集者。野村総合研究所。兵庫県神戸市出身、台湾・カナダなどの環境で学生時代を過ごす。世界的なメディアでの経験から仮想通貨に限らず政治、経済などの記事についても執筆をする。

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