ビットコイン保有数で世界最大の上場企業であるストラテジー社(Strategy Inc.)は、6月15日、先週(6月8日〜14日)にかけて計1,587BTCのビットコインを追加取得したと発表しました。
株式売却益を活用し1億ドルを投下
米国証券取引委員会(SEC)への提出書類および同社公式発表によると、今回の取得には1億ドルが充てられました。平均取得単価は1BTCあたり約63,024ドルです。
この購入資金は、同社の「アット・ザ・マーケット(ATM)」プログラムを通じたクラスA普通株式の売却によって賄われています。期間中に1,732,553株を売却し、約2億900万ドルの純手取りを確保しました。同社はこのうち1億ドルをビットコインの購入に、残る1億ドルを米ドル準備金の増強に充てています。なお、同社の米ドル準備金残高は6月14日時点で11億ドルに達しており、優先株の配当支払いや負債の利払いなどに備える方針です。
2週連続の「純購入」で保有量は84万BTC超へ
ストラテジー社は、6月1日〜7日の週にも約1億ドル規模(1,550BTC)の購入を発表しており、これで2週連続の買い増しとなりました。5月末には一時的に少量のビットコインを売却し市場を驚かせましたが、その後は再び強力な「純購入者」としての姿勢を鮮明にしています。
今回の取得により、同社の累計ビットコイン保有量は846,842BTCとなりました。これまでに総額約640億7,000万ドルを投じており、全保有分の平均取得単価は1BTCあたり約75,656ドルとなっています。
ビットコイン市場が6月上旬に一時6万ドルを割り込むなど不安定な動きを見せる中、同社は市場の調整局面においても一貫した強気姿勢を崩しておらず、機関投資家として引き続きビットコインの現物積み増しを加速させています。


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