※1ドル=約160円で換算
ビットコインは8月高を維持
ビットコインは9月1日、7万8,000ドル台で推移した。8月は24%上昇し、2024年11月以来の高い月間上昇率を記録していたが、足元では上値が重い。CoinDeskは、米10年債利回りが4.78%に上昇し、9月の米利上げ観測が強まったことで、主要な仮想通貨が軟調になったと報じた。
同日の取引では、ビットコインはおおむね7万7,200ドルから7万9,200ドルの範囲で推移した。市場は、8月の上昇分を消化しながら、金融引き締め再開の可能性を見極めている。
原油高が金利上昇を誘発
背景には原油高がある。CoinDeskは、原油相場の上昇が米国債利回りを押し上げ、リスク資産への売りにつながったと伝えた。米10年債利回りの4.78%は、仮想通貨市場にとって重荷となった。
利回り上昇は、将来利益を先取りしやすい仮想通貨やハイテク株の評価を圧迫しやすい。今回もその構図が表れ、主要仮想通貨がそろって下落した。
アジア株にも売り波及
アジア株も軟調だった。CoinDeskは、主要仮想通貨とともにアジア株が下落したと報じた。Reuters系報道でも、世界的な金利上昇と原油高が株式市場を圧迫している状況が確認できる
市場では、今週予定される米雇用統計などの経済指標が注目されている。強い内容となれば、米金利の上振れ観測が一段と意識される可能性がある。仮想通貨相場は、8月の急伸後に金融政策の不透明感と向き合う局面に入った。
翻訳・編集 EIICHI JOURNAL
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