【目次】
- AI関連株への資金流入が再燃
- AI投資への期待続く
- 原油下落が市場を支援
- ただし金利は依然高水準
AI関連株への資金流入が再燃
米国株式市場でAI関連株への資金流入が再び強まっている。
9月22日の米市場では、ハイテク株中心のナスダック総合指数が終値で過去最高を更新した。
上昇率は0.45%となり、半導体やAI関連銘柄が相場をけん引した。
一方、原油価格は下落し、北海ブレント原油は1バレル98.30ドルとなった。
AI投資への期待続く
ナスダックを押し上げたのは、マイクロン・テクノロジーなどAI関連株だった。
市場ではAI利用の拡大や収益化、企業による設備投資が今後も続くとの期待が強い。
2026年に入ってAI関連株には過熱感を警戒する場面もあった。
それでも企業のデータセンター投資や半導体需要は依然として高い。
AI投資が実際の企業収益に結びつき始めれば、単なる期待相場から利益成長を評価する相場へ移行する可能性がある。
原油下落が市場を支援
株式市場にとってもう1つの支援材料となったのが原油価格の低下だ。
米国産原油は94.59ドル、北海ブレントは98.30ドルまで下落した。
サウジアラビアからの供給改善やホルムズ海峡を巡る緊張緩和への期待が背景にある。
原油価格の低下は企業の物流費や製造費を抑える。
家計にとってもガソリン価格や電気料金への上昇圧力が和らぐ可能性がある。
物価が落ち着けば、中央銀行が追加利上げを急ぐ必要性も低下する。
ただし金利は依然高水準
米10年国債利回りは4.953%と依然として高い水準にある。
FRBは前週に政策金利を引き上げており、追加利上げの可能性も残る。
高金利は成長株にとって逆風だ。
将来の利益を現在価値に換算する際、高い金利ほど株価評価は下がりやすい。
AI期待と高金利という相反する材料が、米株市場で同時に存在している。
日本株でも半導体製造装置などAI関連企業への影響は大きい。
米国のAI投資が続けば日本企業にも追い風となるが、金利上昇による株価調整には注意が必要だ。
翻訳・編集 EIICHI JOURNAL


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