ステーブルコインが名門の胸に サークル、チェルシーと提携

米ステーブルコイン発行大手のサークル・インターネット・グループ(NYSE:CRCL)は8月28日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーFCとプリンシパルパートナー契約を結んだと発表した。2026/27シーズンからユニフォーム胸のスポンサーを務める。契約金額と期間は公表していない。

男子・女子・アカデミーの3チームが対象

掲出されるのは「Circle」と「USDC」の両ブランドだ。対象は男子トップチームにとどまらず、女子チームとアカデミーのユニフォームにも及ぶ。

新ユニフォームがお披露目となったのは30日、本拠地スタンフォード・ブリッジで行われたプレミアリーグのホーム開幕戦ブライトン戦だった。

仮想通貨関連の金融サービス企業がプレミアリーグのクラブで胸スポンサーを務めるのは、今回が初めてとされる。リーグ最上位の看板をステーブルコイン企業が押さえた形となる。

チェルシー女子にとって今季は、スタンフォード・ブリッジを本拠地とする最初のシーズンにあたる。同チームのアキ・マンダーCEOは、人と人をつなぐことがクラブの価値だと語った。

決済ではなくブランド露出

今回の契約で目を引くのは、決済の要素が含まれていない点だ。両者の発表には、チケットやグッズの購入にUSDCを使えるようにするといった説明がない。あくまでブランドの露出を狙った契約とみられる。

サークルはこの提携について、信頼できるデジタルドルがサッカーの最大級の舞台に立つとした。世界規模のファン層を抱えるクラブを通じ、金融関係者以外にもUSDCの名を届ける狙いがある。

ステーブルコインは規制整備の進展を背景に、主流の金融市場へ食い込みつつある。サークルの米上場もその流れを象徴する出来事だった。スポーツマーケティングへの本格参入は、業界が次の普及段階に入ったことを示す動きといえる。

翻訳・編集 EIICHI JOURNAL

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株式会社日本総合政策研究所編集部では日本経済および国際問題まで幅広く記事を作成しています。仮想通貨のトレンド分析から各コインの解説そして不動産投資などマクロ経済から投資まで幅広いコンテンツを共有します。

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