AXIS Community Saleとは?

目次

$AXIS Community Saleとは

$AXIS Community Saleは、Axis Roboticsが一般参加者向けに実施するトークンセールだ。

Axis Robotics Limitedが発行する「$AXIS」を固定価格で販売する。

セール基盤には、Echoが提供するオンチェーンセール基盤「Sonar」を採用した。

本人確認や参加資格の確認はSonar側で実施される。

購入代金にはBaseネットワーク上のUSDCを使用する。

今回のCommunity Saleでは、総供給量10億AXISのうち1%にあたる1,000万AXISが販売される。

販売価格は1AXIS=0.10ドル。

すべて販売された場合の調達額は100万ドルとなる。

この価格から計算したFDVは1億ドルだ。

セールの基本条件

項目内容
トークン$AXIS
ブロックチェーンBase
トークン規格ERC-20
支払い通貨USDC
販売価格1 AXIS=0.10ドル
FDV1億ドル
総供給量10億AXIS
今回の販売量1,000万AXIS
総供給量に占める割合1%
募集額100万ドル
最低コミット額100ドル
最大コミット額10万ドル
配分方式超過時はプロラタ
TGE時アンロック10%
クリフ6カ月
残り90%その後6カ月で線形アンロック

価格はオークション方式ではなく固定価格だ。

参加者によって購入価格が変わる仕組みではない。

販売価格0.10ドルに総供給量10億AXISを掛けると、FDVは1億ドルとなる。

すでに募集額100万USDCを突破

今回のセールでは、100万USDCが募集枠として設定されている。

Axisは当初、コミット額が50万USDCを突破した段階で50%達成を発表していた。

その後もコミット額が増加し、現在は100万USDCの販売枠を超えた。

AxisはCommunity Saleが正式に「Oversubscribed」となったことを発表している。

つまり、現時点の達成率は100%を超えている。

ただし、募集枠を超えたからといってセールが早期終了するわけではない。

9月28日の締め切りまでは、新たなコミットを受け付ける。

重要なのは、100万ドルを超えた部分について全員がそのまま購入できるわけではない点だ。

募集超過時は「プロラタ方式」で配分

$AXIS Community Saleでは、募集額を超えた場合にプロラタ方式が採用される。

プロラタとは、参加者のコミット額に応じて同じ比率で配分額を縮小する仕組みだ。

計算の基本は以下となる。

配分率 = 100万USDC ÷ 最終的に受け入れられたコミット総額

例えば最終コミット額が200万USDCだったとする。

この場合の配分率は50%となる。

1,000USDCをコミットした参加者の場合、500USDC分が受け入れられる計算だ。

購入できるAXISは5,000AXISとなる。

残った500USDCは自動的に元のウォレットへ返金される。

仮に最終コミット額が125万USDCなら、単純計算で配分率は80%となる。

1万USDCをコミットした場合、8,000USDC分が受け入れられる計算だ。

ただし、最終計算に使われるのは単純な画面上のコミット総額とは限らない。

Axisは規約に基づき、個別のコミットを承認、減額、拒否できる。

最終的な「Accepted Commitments」を基準に配分率が計算される。

余ったUSDCは自動返金

プロラタによって使われなかったUSDCは、コミットに使用したウォレットへ返金される。

利用者が別途Claim操作を行う必要はない。

返金もUSDCで行われる。

返金を受け取るためのガス代を参加者が支払う必要もない。

最終配分が決定した後、セールコントラクトから自動的に処理される。

コミットはキャンセルできない

Community Saleで注意したいのが、コミット後の変更だ。

一度コミットした金額を減らしたり、取り消したりすることはできない。

一方で、期間中にコミット額を追加することは可能だ。

例えば最初に500USDCをコミットし、後から500USDCを追加することはできる。

しかし、1,000USDCから500USDCへ減額することはできない。

コミットした資金はセール終了後のSettlementまでコントラクト内に保持される。

参加にはKYCまたはKYBが必要

誰でもウォレットを接続するだけで参加できるわけではない。

個人の場合はKYC、法人の場合はKYBを完了する必要がある。

本人確認はAxisではなくSonar by Echoを通じて行われる。

Axis側には本人確認書類そのものは渡らず、参加資格の結果のみが共有される仕組みだ。

KYCを通過しただけで最終的な参加資格が保証されるわけでもない。

居住国や国籍、制裁リスト、ウォレット履歴などの審査も行われる。

ウォレットにもAMLスクリーニング

今回のセールではウォレット単位のリスクチェックも行われる。

過去の取引履歴などを基にAMLスクリーニングが実施される。

そのため、KYCを完了していてもウォレットが不適格と判定される場合がある。

Axisは公式案内で、ウォレットに問題がある場合は別の適格なウォレットを利用できるとしている。

一方、ミキサーや盗難資金、詐欺関連など重大なリスクが検出された場合は扱いが異なる。

ウォレットだけでなく、参加主体そのものが不適格となる可能性がある。

日本は制限対象国の一覧には含まれていない

Axisが9月22日に更新したInvestor Disclaimerでは、27の国・地域が制限対象として掲載されている。

米国、英国、中国本土、ロシアなどが対象だ。

日本は現在公開されている制限対象国の一覧には含まれていない。

ただし、参加資格は居住地や国籍だけで自動的に決まるものではない。

KYC、制裁チェック、ウォレット審査、各地域の法令などが適用される。

最終的な参加資格はSonar上の審査結果によって決まる。

セールの日程

Community Saleは大きく4段階で進行する。

1.事前登録

事前登録は9月14日に開始した。

参加希望者はSonarでアカウントを作成し、KYCまたはKYBを行う。

2.コミット期間

コミット開始は9月21日13時(SGT)。

日本時間では9月21日14時だ。

締め切りは9月28日13時(SGT)。

日本時間では9月28日14時となる。

この期間中だけUSDCをコミットできる。

3.Settlement

コミット終了後、Axisが最終的な参加資格と配分額を確定する。

募集額を超えているため、最終配分はプロラタ方式で調整される。

Axisは当初、9月30日前後までのSettlement完了を目標としている。

4.TGE・トークン配布

Settlementが完了しても、すぐにAXISが受け取れるわけではない。

TGEの日程と具体的な配布方法は別途発表される予定だ。

AxisはCommunity Sale終了とTGEの間に一定の期間があると説明している。

TGEで受け取れるのは10%

今回のCommunity Saleにはベスティングが設定されている。

配分されたAXISのうち、TGE時にアンロックされるのは10%だ。

残り90%はすぐには受け取れない。

まずTGEから6カ月間のクリフが設定される。

この期間中は残り90%のアンロックが始まらない。

6カ月のクリフ終了後、残り90%が6カ月かけて線形でアンロックされる。

すべてのAXISがアンロックされるのは、TGEから約12カ月後となる。

例えば1万AXISの配分を受けた場合、TGE時にアンロックされるのは1,000AXISだ。

残り9,000AXISは6カ月間ロックされる。

その後の6カ月間で段階的にアンロックされることになる。

短期で全量を売買できる設計ではない点は重要だ。

Axis Pointsが自動的にAXISへ交換されるわけではない

Axisではこれまで、タスクへの参加などに対してAxis Pointsが付与されてきた。

しかし、Axis PointsはAXISトークンそのものではない。

公式セールページも、Pointsは譲渡不可能であり、トークンではないと明記している。

PointsとCommunity Saleの関係について、現時点で自動変換などは発表されていない。

Axis Roboticsとは

Axis Roboticsは、Physical AI向けのロボット操作データを構築するデータネットワークだ。

ユーザーはブラウザなどからシミュレーション上のロボットを操作する。

物体を移動させる、引き出しを開けるといった操作タスクを実行する仕組みだ。

生成されたTrajectoryは、そのまま学習データとして採用されるわけではない。

シミュレーション上でリプレイし、物理的一貫性などをチェックする。

ルールベースの成功判定やVLMによる評価も組み合わせる。

条件を満たしたデータが、ロボットAI向けの学習データとして蓄積される。

検証済みTrajectoryは500万件超

AxisのCommunity Sale公式ページによると、9月24日時点の実績は以下となっている。

検証済みTrajectoryは5,177,716件。

Trajectory Dataは51,267時間以上。

検証済みTaskは6,885件。

Contributorは196,111人を超えた。

約20万人規模のネットワークから、500万件を超える検証済みロボット操作データが集まっている。

Axisは2026年3月にBase上でサービスを開始した。

公式ブログでは、Base上のTop 2 DAppにも入ったとしている。

また、Hack VCをリード投資家とするシードラウンドで1,200万ドルを調達した。

Nomad Capital、Pi Network Ventures、10K Venturesなども参加している。

「100%突破」は完売とは少し意味が違う

今回のセールで注意したいのが「募集枠突破」と「完売」の違いだ。

100万USDC以上がコミットされたため、需要は販売枠を上回っている。

一方、先着順で1,000万AXISがすべて確定販売されたわけではない。

締め切りまではコミットを受け付ける。

その後、最終的に受け入れられたコミット総額を基に全参加者の配分を調整する。

そのため、今後コミット総額が増えるほど、単純計算では1人あたりの配分率は下がる。

最終配分率が確定するのは9月28日のコミット終了後だ。

セール参加時に確認したいポイント

今回のCommunity Saleでは、価格だけでなく複数の条件を確認する必要がある。

特に重要なのは、募集超過によるプロラタ配分だ。

コミットしたUSDCの全額がAXIS購入に使われるとは限らない。

また、購入したAXISの90%には実質的な長期ロックが設定されている。

TGEの日程や取引所上場についても、現時点で保証されていない。

公式のInvestor Disclaimerも、将来の価格や流動性、上場を保証していないと明記する。

スマートコントラクト、規制、流動性など暗号資産特有のリスクも存在する。

$AXIS Community Saleへの参加を検討する場合は、最新の公式情報を確認する必要がある。

特にセールコントラクトのアドレスは、ウォレットで承認する前に公式ページと照合することが重要だ。

コミット期間の終了は9月28日14時、日本時間。

追記
すでに100万USDCの募集枠を超えており、セールは最終局面に入っている。

アクセスリンク

$AXIS Community Sale
sale.axisrobotics.ai

Axis Robotics公式X
@axisrobotics

Axis Robotics 日本公式X
@axisroboticsjp

Axis Robotics公式サイト
axisrobotics.ai

Axis Hub
https://hub.axisrobotics.ai/login?invite_code=tfvzAsHR

Axis Robotics Blog
axisrobotics.ai/blogs

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社日本総合政策研究所編集部では日本経済および国際問題まで幅広く記事を作成しています。仮想通貨のトレンド分析から各コインの解説そして不動産投資などマクロ経済から投資まで幅広いコンテンツを共有します。

コメント

コメントする

目次