目次
- 秋葉原が75票で首位
- 2位市ヶ谷、3位神保町
- 御茶ノ水4位、麹町5位
- 「職住近接」が千代田区の強み
東京23区の中心に位置する千代田区で、住みたい地域を尋ねた最新ランキングが発表された。 フィリアコーポレーションが9月22日に公表した調査では、秋葉原が75票を獲得して1位となった。 2位は市ヶ谷、3位は神保町だった。 調査は全国の20〜50代男女200人を対象に、8月10〜20日にインターネットで実施した。
秋葉原が75票で首位
1位の秋葉原は75票を獲得した。 回答者200人の37.5%に相当し、2位を大きく引き離した。 秋葉原はJR山手線、京浜東北線、総武線など複数路線を利用できる。 東京メトロ日比谷線やつくばエクスプレスもあり、東京都内各方面への移動がしやすい。 家電やサブカルチャーの街として知られる一方、近年はオフィスや住宅も増えた。 駅周辺には大型商業施設やスーパー、飲食店などが集まり、日常生活を駅周辺で完結しやすい。 「遊びに行く街」から「暮らせる都心」へ変化してきたことが支持につながったとみられる。
2位市ヶ谷、3位神保町
2位は市ヶ谷で35票だった。 JR中央・総武線に加え、東京メトロと都営地下鉄を利用できる交通利便性が特徴だ。 外濠周辺には緑があり、都心でありながら落ち着いた環境も残る。 オフィスと住宅、学校が混在し、職住近接を求める世帯にも選択肢となる。 3位の神保町は25票だった。 古書店街として知られる独自の文化と、大手町や神田に近い立地が評価された。 東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線を利用できる。 大規模繁華街とは異なる街の個性を保ちながら、都心主要部へ短時間で移動できる点が強みだ。
御茶ノ水4位、麹町5位
4位は御茶ノ水で20票となった。 JR中央線・総武線や東京メトロ丸ノ内線を利用できる。 周辺には大学や大規模医療機関が集中し、ワテラスなど再開発によって生活環境も変化してきた。 5位は麹町で15票だった。 東京メトロ有楽町線を利用でき、半蔵門や四ツ谷も徒歩圏となる。 皇居に近く、オフィス街でありながら夜間や休日には比較的静かな環境となる点も特徴だ。 上位5地域の合計は170票だった。 残る30票には神田、半蔵門、九段下、有楽町・日比谷などが含まれる。
「職住近接」が千代田区の強み
ランキングを見ると、上位地域に共通するのは都心への近さである。 千代田区そのものが東京の政治、行政、ビジネスの中心に位置するため、区内に住むことで通勤時間を大幅に短縮できる人も多い。 一方、秋葉原、市ヶ谷、神保町では街の性格が大きく異なる。 秋葉原は商業と交通、市ヶ谷は住環境、神保町は文化という異なる魅力を持つ。 単純な「高級住宅街ランキング」になっていない点も興味深い。 住宅価格が高騰する東京都心では、ブランドだけでなく日常生活の利便性が重視されている可能性がある。 ただし、今回の調査は200人を対象とした自社アンケートである。 大規模な公的統計ではなく、千代田区民だけを対象とした調査でもない点には注意が必要だ。 それでも秋葉原が2位市ヶ谷の2倍を超える票を集めたことは注目される。 東京の中心部で「住む街」の評価軸が変化していることを示す結果といえそうだ。
翻訳・編集 EIICHI JOURNAL


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