中朝首脳、2019年以来の直接会談
中国国営の新華社通信は5日、習近平国家主席が金正恩朝鮮労働党総書記の招待を受け、8日から9日にかけて北朝鮮を国賓訪問すると報じた。両首脳は平壌で会談に臨む見通しだ。
習氏が北朝鮮を訪問するのは2019年6月以来7年ぶりで、国家主席就任後では2回目となる。また、今年初めての外遊となる。北朝鮮メディアの朝鮮中央通信も同日、この訪問を確認する報道を行った。
活発化する中朝間の往来
中国と北朝鮮の間では近年、要人往来が活発化している。昨年9月には金氏が北京を訪問し習氏と会談。10月には朝鮮労働党創建80周年に合わせ、中国の李強首相が平壌を訪問した。今年4月には王毅外相が平壌を訪れ、金氏と直接会談するなど、両国間の外交的接触は頻度を増している。
米ロ情勢も議題に浮上か
今回の訪問では、北朝鮮情勢に加え、米国やロシアとの関係についても議論するものとみられる。習氏は5月、米国のトランプ大統領およびロシアのプーチン大統領と相次いで首脳会談を実施しており、こうした大国間の外交の文脈で今回の北朝鮮訪問を位置付ける見方が強い。
朝鮮半島をめぐる外交情勢が大きく動く中、習氏と金氏の今回の会談は中朝関係の強化を内外に示すとともに、核・ミサイル問題を抱える北朝鮮の外交戦略にも影響を与えるものとして、国際社会の注目を集めている。
翻訳・編集 EIICHI JOURNAL


コメント