24日の原油市場で国際指標の北海ブレント原油先物は急落し、前日比4.33%安の1バレル73.74ドル(約1万1800円)で取引を終えた。米国とイスラエルがイランへの空爆を始める前の2月下旬以来の安値だ。
供給不安が後退
米国産WTI先物も3.92%安の1バレル70.34ドル(約1万1254円)まで下げ、3月上旬以来の安値をつけた。中東情勢を巡る供給不安が和らぎ、売りが優勢となった。
ホルムズ海峡が焦点
要衝ホルムズ海峡ではタンカーの通航が再開し始めた。ただ米イラン間の協議の行方には不透明感が残る。原油安は米長期金利の低下も促し、10年債利回りは4.5%を下回った。
原油価格の落ち着きは輸入物価を通じて各国の物価動向にも影響する。日本にとっては円安と原油安が交錯し、当局は引き続き市場を注視する。
翻訳・編集 EIICHI JOURNAL


コメント