日経平均、寄り737円安から急回復 終値は93円安にとどまる

日経平均株価 

31日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。終値は前週末比93円63銭(0.14%)安の6万6311円93銭。ただし寄り付きは737円05銭安の6万5668円51銭で始まり、前場には一時6万4832円10銭まで下げていた。終値は結果的にこの日の高値となり、下げ幅のほとんどを取り戻した。

前場はアドバンテストと東エレクで721円押し下げ

売りの起点は米国市場だった。前週末28日のニューヨーク市場でダウ工業株30種平均は9.45ドル安の5万3559.99ドル、ナスダック総合株価指数は138.92ポイント安の2万6402.43で終えている。米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派的な見解を受け、9月の利上げ観測が強まったことが重しとなった。

東京市場では朝方から半導体関連への売りが目立った。前引け時点で日経平均は1043円96銭安の6万5361円60銭まで沈み、アドバンテストと東京エレクトロンの2銘柄だけで指数を約721円押し下げていた。

後場に切り返し TOPIXはプラス圏

流れが変わったのは後場だ。押し目買いが入り、日経平均はじりじりと水準を切り上げて引けにかけて高値引けとなった。東京エレクトロンも終値では0.37%高とプラスに転じている。

指数寄与度の上位はファーストリテイリングで、7万2450円(1.67%高)と95円74銭分を押し上げた。キオクシアホールディングスは4万9990円(4.36%高)、リクルートホールディングスは1万8215円(2.33%高)で、それぞれ49円04銭分、41円73銭分の押し上げ要因となった。

TOPIXは上昇、グロース250は下落

TOPIXは前週末比9.58ポイント(0.23%)高の4156.29と上昇した。JPX日経インデックス400も0.15%高となっている。日経平均が小幅安にとどまった一方で、市場全体では買いが優勢だった。

対照的だったのが新興市場だ。東証グロース市場250指数は1.35%安の812.04と下げた。米金利の先高観が強まる局面では、成長期待に依存する銘柄が売られやすい。今週は4日に米雇用統計を控えており、当面は米金利の動向をにらんだ神経質な地合いが続きそうだ。

翻訳・編集 EIICHI JOURNAL

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