グーグルのAIサービス「ジェミニ」が6月10日(現地時間)の早朝、世界規模で障害を起こし、多数のユーザーが利用できない状態に陥った。グーグルのワークスペース・ステータスダッシュボードは「Something Went Wrong(問題が発生しました)」というエラーが多発していることを認め、エンジニアリングチームが調査を継続していることを公表した。
障害は米太平洋時間の午前3時26分に始まったとされ、日本時間では同日の午後7時台にあたる。障害検知サービス「ダウンディテクター」にも多数の報告が寄せられ、世界的な影響が確認された。
アップルWWDCの直後というタイミングも注目
今回の障害は、グーグルのジェミニがアップルの新型「Siri AI」に採用されたと発表された直後に発生した。アップルとの連携という存在感が増す中でのサービス停止は、AIインフラの信頼性をあらためて問うものとなった。
グーグルは午前11時(東部時間)をめどに復旧状況の更新を行うとしていた。同社は広告収入に加えてAIサービスの企業向け提供を収益の柱に据えており、こうした障害はビジネス信頼性の観点からも影響を与えかねない。
翻訳・編集 EIICHI JOURNAL


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