指数算出大手のMSCIが14日、実質的な事業を持たない企業を主要株価指数から外す案の市中協議を始めた。現行データに当てはめると、ストラテジーとメタプラネット、ウラン保有のイエローケーキがMSCI ACWI IMI指数から除外される。
2段階の選別で「非事業会社」を定義
提案されたルールは、事業用資産が総資産の50%を超えるかどうかを最初に判定し、下回った企業について5つの財務比率で審査する。4つ以上で基準を満たさなければ指数採用の資格を失う。既存の構成銘柄は年次審査で2回連続して基準を割った場合にはじめて除外されるため、新規採用企業よりは猶予がある。
ETHを保有するシャープリンクのほか、センター・ラボラトリーズとリディア・ホールディングは監視リストに入った。MSCIは9月30日まで意見を募り、10月16日までに結論を公表する。採用されれば11月の指数見直しで実施される。
「ビットコインにMSCIは必要ない」
ストラテジーは84万447BTC(531億8000万ドル、約8兆4556億円)を保有し、上場企業として最大のビットコイン保有者だ。東京証券取引所に上場するメタプラネットは4万3000BTC(20億ドル超、約3180億円)を抱える。
ストラテジーはXへの投稿で反発した。「デジタル資産は資産だ。指数提供者は市場を測るべきであり、企業がどの資産を持ってよいかを決めるべきではない」とし「MSCIの提案は規制当局とも市場とも、自社の顧客とも歩調が合っていない」と批判した。そのうえで「ビットコインにMSCIは必要ない。ストラテジーにも必要ない」と結んだ。
メタプラネットが13日に公表した2026年12月期の中間決算は、売上高49億4400万円、営業利益33億3100万円だった。一方でビットコインの評価損約1843億円を計上し、中間純損失は約1828億円に膨らんだ。株価は14日終値で221円と、1月15日に付けた年初来高値639円から約65%下げている。
翻訳・編集 EIICHI JOURNAL


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