グーグル、ジェミニ3.5プロ間近 200万トークン対応

米グーグルが、高性能の人工知能(AI)モデル「ジェミニ3.5プロ」の一般提供に近づいている。同モデルは5月19日の開発者会議で公表され、6月中の提供開始が見込まれている。最先端の推論能力で他社と競う狙いだ。

長文を一括処理

ジェミニ3.5プロは、一度に200万トークンを扱える広い文脈窓を備える。長い文書や大規模なプログラムを丸ごと作業記憶に保てる点が特徴だ。難しい問題にじっくり取り組む「ディープ・シンク」と呼ぶ推論方式や、文章と画像を横断して理解する機能も搭載する。

価格は割高

利用料金は割高に設定される見通しだ。入力は100万トークンあたり15ドル(約2400円)、出力は60ドル(約9600円)とされ、廉価版の「フラッシュ」のおよそ10倍に当たる。ディープ・シンクは月額250ドル(約4万円)の最上位プラン向けに限られるという。

提供は当初の計画より遅れている。最高経営責任者(CEO)のスンダー・ピチャイ氏は会議で「あと1カ月待ってほしい」とのべ、会場からは落胆の声も漏れたという。グーグルはアンソロピックやオープンAI、中国勢との激しい開発競争のただ中にあり、提供開始の時期が注目を集めている。

翻訳・編集 EIICHI JOURNAL

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この記事を書いた人

富田哲は、EIICHI JOURNALの研究統括責任者。2017年より投資活動を開始し、日本株、米国株、暗号資産、NFTなど幅広い市場での投資経験を持つ。薬学部卒業後は医療業界に従事する一方で、暗号資産業界において相場分析、翻訳、マーケティング、コミュニティ運営など多岐にわたる業務を経験。投資家としての視点と業界関係者としての実務経験を活かし、価格分析記事からプロジェクトのPR記事まで幅広いコンテンツを制作している。暗号資産に限らず、経済・テクノロジー分野についても情報発信を行う。

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