利払い額の2割をBTC・ETH・XRPで受け取り可能
SBI新生銀行は今秋、預金残高に応じて仮想通貨を付与する新サービスを開始する。日本経済新聞が8日に報じた。
新サービスでは、円建ての通常金利を受け取れるほか、利払い額の2割相当をビットコイン(BTC)・ETH・XRPと交換できる「交換券」として受け取れる仕組みを採用する。交換は受け取り後の一定期間内に、実行時点のレートを基準として行う。
常設の預金商品として仮想通貨を付与する取り組みは国内では珍しい。預金の元本や法定通貨での利息はそのまま維持されるため、利用者は価格変動リスクを抑えながら仮想通貨を手に入れることができるという。
SBI VCトレードと連携、初心者取り込みを狙う
交換にはグループ会社であるSBI VCトレードの口座開設が条件となっている。銀行預金を入り口として、グループの仮想通貨事業に初心者層を誘導する狙いだ。
サービス開始に先立ち、6月10日から先行キャンペーンを実施する。対象となる個人預金口座は足元で約433万口座に上る。既存の40〜50代に加え、若年層の利用も増えているといい、幅広い層の取り込みを図る。
銀行と仮想通貨の融合、業界に新風
SBI新生銀行はSBIホールディングス傘下の銀行であり、グループにはSBI VCトレードなど仮想通貨関連事業も擁する。今回のサービスは、法定通貨と仮想通貨を組み合わせた金融商品の先駆けとなる可能性がある。
日本では近年、銀行や証券会社が仮想通貨関連サービスの拡充を進めており、SBI新生銀行の取り組みは業界全体に影響を与えるとみられる。利用者にとっては、普段使いの銀行口座を通じて仮想通貨に触れる機会が生まれることになり、仮想通貨市場への入り口が広がることが期待される。
今秋の常設化に向け、サービスの詳細や対象商品の拡充については今後追加の発表が見込まれる。
翻訳・編集 EIICHI JOURNAL


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